伝統的な"ひいな遊び（ままごとあそび）"を思わせる、豪華な毛氈七段の十五人飾りです。
華やかな毛氈を敷いた七段の飾り台に、優美なお顔立ちのお人形が見事に映えます。
毛氈は、染料の匂いから蚊が来ない（病原菌の媒体者がこない）とされ、古来より魔除けの意味を持ちました。
暖か味のある雰囲気の明るい色合いの男雛と女雛が、縁起の良い毛氈に美しく調和します。
官女は身の回りの世話を、五人囃子は音楽の彩を、左大臣・右大臣は学問と健康を、仕丁は喜怒哀楽の感情を、それぞれ表現しています。
飽きの来ないクラシカルな伝統美に魅せられる、初節句のお祝いに相応しいおひなさまです。

雛人形は、その人の厄災を代わりに受けるヒトガタ（人形）の風習と、平安時代に行われた「ひいな遊び」（ままごと遊び）の風習が一つになったものと言われています。

間口×奥行×高さ(cm)：90×124×134

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