関西の名匠・小出松寿が丁寧に手作業で仕立てた、伝統的な"ひいな遊び（ままごとあそび）"を思わせる、豪華な毛氈七段の十五人飾りです。
細部までこだわった美しい三角形のディティールに魅せられる親王に、すっきりとした十三人を合わせました。
正絹の有職紋様（ゆうそくもんよう）に統一されたお人形は、気品と豪華に満ち溢れた飽きの来ない魅力を感じさせます。
毛氈は、染料の匂いから蚊が来ない（病原菌の媒体者がこない）とされ、古来より魔除けの意味を持ちました。
高級感のある本金箔屏風と縁起の良い毛氈に、上品なお顔立ちの男雛と女雛が美しく調和します。
官女は身の回りの世話を、五人囃子は音楽の彩を、左大臣・右大臣は学問と健康を、仕丁は喜怒哀楽の感情を、それぞれ表現しています。
お子様の健やかな成長を願う初節句のお祝いに相応しい、優雅な趣に魅せられるおひなさまです。

雛人形は、その人の厄災を代わりに受けるヒトガタ（人形）の風習と、平安時代に行われた「ひいな遊び」（ままごと遊び）の風習が一つになったものと言われています。

間口×奥行×高さ(cm)：150×200×183

※無料でのし紙をおかけいたします。
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