守護獣の象徴である獅子と狛犬が、"お子様を厄災からお守りする様に"との願いを込めた、久月オリジナルの獅狛之鎧飾りです。
美しい獅子と狛犬の飾り金具を、吹き返しと大袖に据えた奉納鎧が、高級感のある衝立式の飾り台に見事に映えます。
獅子と狛犬は、古来より守護獣として親しまれる大変縁起の良いモチーフです。
本金鍍金を施した鍬形も素敵な奉納鎧の仕立ては、伝統工芸士・鈴木利光が丁寧に手作業で行いました。
奉納鎧は、古代の武将が大願成就を願い神社仏閣に奉納した鎧の形状を再現したもので、面頬や籠手、佩楯（はいたて）などが付属せず、威圧感を感じさせない上品なスタイルが特長です。
萌黄匂縅（もえぎにおいおどし）で仕上げた奉納鎧は、一枚一枚の矧ぎ板を継ぎ合わせて完成させる、矧ぎ合わせ鉢と呼ばれる本格的な兜鉢なのも特長で、緻密に仕上げた匂縅と合わせて、鈴木利光の技術の高さを感じさせる丁寧な仕立てが魅力です。
匂縅は、裾に近づくにつれ色が薄くなる、古代の美意識を今に伝える縅の仕上げ方です。
飾る場所を選ばないコンパクトなサイズ感も特長の、縁起の良い守護獣のモチーフに魅せられるお飾りです。

端午の節句は、男の子の健やかな成長を願い鎧や兜を飾るお祝い事の風習です。
鎧は全身を守ることから、特に縁起の良いものとされています。

間口×奥行×高さ(cm)：35×27×47

※無料でのし紙をおかけいたします。
ご注文時にのし紙の種類、贈り主様のお名前を備考欄にてご指定ください。