伝統工芸士・大越広孝が丁寧に手作業で仕立てた美しい兜が、市松模様をあしらった高級感のある屏風に見事に映えます。
市松模様は、柄が途切れること無く続くことから繁栄を意味する、お祝いに相応しい大変縁起の良いモチーフです。
正絹の縅糸（おどしいと）で仕上げた兜は、一枚一枚の矧ぎ板を継ぎ合わせて完成させる、矧ぎ合わせ鉢と呼ばれる本格的な兜鉢なのも特長で、時代考証に基づき表現した勇壮な笠錣（かさじころ）と合わせて、大越広孝の技術の高さを感じさせるこだわりの仕立てが魅力です。
笠錣は、兜後部の錣（しころ）を、笠状に裾を広げた形状で仕立てることからそう呼ばれ、その動きやすく実用性の高い意匠から、太刀打ち戦が盛んになった南北朝時代から室町時代にかけて広く普及しました。
錣の形状に合わせて上向きに反り上がった迫力のある吹き返しに、鳥毛模様を印象的に施した鍬形が美しく調和します。
ブロンズカラーの家紋金具を据えた飾り台は、兜や弓太刀の収納ボックスを兼ねており、省スペースに仕舞える点も特長です。
飾る場所を選ばないコンパクトなサイズ感も魅力の、洗練された華麗な風情に魅せられるお飾りです。

端午の節句の5月5日は今日でいえば6月5日頃。
ぜひ菖蒲の薫る季節とともにお祝いしてはいかがでしょうか。

※飾り台の金具部分に家紋をお入れすることができます。
商品に同梱されている申込書にて限定323種の中からお選び頂けます。
特注家紋の製作は別途実費で承ります。
家紋を付けずに金具のままでもお飾り頂けます。

間口×奥行×高さ(cm)：30×26×41

※無料でのし紙をおかけいたします。
ご注文時にのし紙の種類、贈り主様のお名前を備考欄にてご指定ください。